初午って聞いたことありますか?
ウシっぽいけど「はつうま」って読みますね。
あまり聞きなれない言葉ですよね。
初午は、いなり寿司と関係がありますよ。
初午とはなに?について。
3分で由来やいなり寿司との関係を紹介していきますね。
簡単に初午とは
・2019年は、2月2日(土)。
・油揚げやいなり寿司をお供えしていた。 ・稲荷神社で2月の最初の「午の日」にある神事。 ・711年の午の日に稲荷大神が稲荷山に降りてきたのがはじまり。 |
初午とはなに?
初午とは、稲荷神社で2月の最初の「午の日」にある神事。
五穀豊穣や商売繁盛、開運、家内安全を祈るお祭りです。
ちなみに、2019年は、2月2日(土)です。
「午の日」とは
十二支の中の1つです。 365日全部に十二支が当てられています。 なので、12日に1回は午の日があります。 |
2月中に午の日は、何回かありますよね。
それぞれ、呼び方が違うんですよ。
・最初の午の日を「初午」。
・2回目の午の日を「二の午」。 ・3回目の午の日を「三の午」。 |
土用丑の日もこんな感じですよね。
初午の由来
初午の由来とは、711年の午の日に稲荷大神が稲荷山に降りてきたのが由来です。
稲荷大神(いなりおおかみ)とは
五穀豊穣をつかさどる神様。 稲荷大神様の使いが、キツネだといわれています。 |
いなり寿司との関係
まずは、稲荷大神様の使いが、キツネだといわれている理由から説明しますね。
田の神は、稲刈りがおわると山に帰って、山の神になっていました。
春になって、田植えの季節になると山からおりて、田の神になっていたそうです。 キツネは、春に山からおりてきて、秋になると山に帰っていきます。 「稲荷大神様とキツネって似てね?」ってなったんです。 なので、稲荷大神様の使いがキツネといわれるようになりました。 |
キツネの大好物が、油揚げなんです。
なので、油揚げやいなり寿司をお供えするようになりました。
初午で食べるもの
初午で食べるものは、いなり寿司、初午団子、しもつかれです。
いなり寿司と初午の関係は「↑」で説明しましたね。
ここでは、他の2つを簡単に説明します。
「初午団子」とは
初午では、蚕(かいこ)の神様をまつる行事もやっていました。 繭がたくさんできるように願って、団子を繭の形に似せてお供えしていました。 食べる時は、繭が汚れないように、団子は何もつけずに食べていたみたいですよ。 |
「しもつかれ」とは
栃木県を中心に食べられているものです。 鮭の頭、大根や人参、油揚げ、大豆を酒粕と一緒に煮込む郷土料理です。 七軒の家のしもつかれを食べると、病気にならないといわれているそうです。 なので、近所で分け合って食べるみたいですよ。 |
まとめ
ということで、
初午とはなに?について。
3分で由来やいなり寿司との関係を紹介しました。
・稲荷神社で2月の最初の「午の日」にある神事で、五穀豊穣や商売繁盛、開運、家内安全を祈るお祭り。
・初午では、キツネの大好物の油揚げやいなり寿司をお供えしていた。
こんな感じでどうでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございます^^