ひな祭りに食べるものといえば、「ひなあられ」ですよね。
ピンクや黄色、白の色がカラフルでおいしい。
だけど、どうしてひな祭りに食べるんでしょう。
あまり深く考えたことはないですよね。
ひな祭りで食べる理由について。
3分で由来や意味を紹介していきますね。
もくじ
ひなあられを分かりやすく
・意味は女の子の健康を願うということ。
・1袋に3色と4色があって、意味が違う。 ・「ひなの国見せ」という風習が関係している。 ・ひし餅を外でも食べられるようにとつくったもの。 |
ひな祭りで食べる理由
ひな祭りで食べる理由とは、「ひなの国見せ」という風習です。
ひなの国見せとは
江戸時代のひな人形は、室内に飾っておくだけではなかったんです。 お天気が良い日に、ひな人形を外で飾る風習がありました。 ひな人形に、外の景色を見せていたことから「ひなの国見せ」っていわれていたんです。 |
この時に食べられていたのが、ひなあられなんです。
ひなの国見せはやらなくなったんだけど、ひなあられを食べる風習が残って今に伝わっているんですね。
ひなあられの由来
ひなあられの由来とは、ひし餅を外でも食べられるようにつくったのが由来と言われています。
ひなの国見せの時に、ひし餅を持っていくのは大変だったみたいです。
持ち運びができるようにつくったのが、ひなあられなんです。
なので、ひし餅を砕いて炒ってつくっていたそうですよ。
今は、ひなあられをつるのに、米粒や切り餅を使ったりもします。
ひなあられの意味
ひなあられの意味とは、女の子の健康を願うということ。
ひなあられは、3色と4色があります。
それぞれ、意味が違うんですよ。
3色のひなあられ
桃:命。命の持つ力を表しています。 白:雪。大地の持つ力を表しています。 緑:木々の芽吹き。自然の持つ力を表しています。 この3つの力を取り入れて、元気に成長できるようにという願いが込められています。 |
4色のひなあられ
桃:桜。春を表しています。 緑:新緑。夏を表しています。 黄:紅葉。秋を表しています。 白:雪。冬を表しています。 4色で四季を表していて、1年の幸せを願う意味が込められています。 |
まとめ
ということで、
ひな祭りで食べる理由について。
3分で由来や意味を紹介しました。
・ひな祭りで食べる理由は、ひなの国見せという風習が関係している。
・ひなあられは3色と4色があって、それぞれ意味が違う。
カラフルでおいしいだけじゃなかったんですね。
最後まで読んでいただきありがとうございます^^