秋の紅葉狩り。
四季の変化を楽しむ日本の行事のひとつですね。
でも、「紅葉狩り」ってなんだろう。
3分で意味や由来などを紹介していきますね。
簡単に紅葉狩りとは
・秋の美しい紅葉を楽しむこと。
・紅葉を「見る」ことを「狩り」。 ・10月中旬から11月中旬。 ・日本の紅葉は外国人も大絶賛。 |
紅葉ってなに?
木から葉が落ちる前に色が変わる葉っぱを「紅葉」っていいます。
秋になると、葉っぱが赤や黄色なりますね。
それが「紅葉」って思ってる人が多いと思うけど、ちょっと違う言い方もあります。
赤くなるのが、紅葉(こうよう)。
褐色になるのが、褐葉(かつよう)。 黄色なるのが、黄葉(こうよう・おうよう)。 |
紅葉狩りの由来
紅葉狩りの由来は、平安時代ころ。
紅葉を楽しむっていうのは、「万葉の時代(1250年くらい前)」からあったんだって。
昔、貴族も”けもの”を狩る「狩り」を楽しんでたんだけど、
血のよごれをイヤがって狩りをしない貴族が出てきました。 そういう人たちが、紅葉を楽しむようになったみたい。 そこから、「紅葉狩り」っていうふうになっていったそうです。 |
外で紅葉を楽しむため宴会をする習慣もあったそうです。
他にも、みかん狩りとかぶどう狩りっていうのもありますね。
きれいな紅葉になる条件とは
紅葉狩りで大切なのはきれいな紅葉。
紅葉は何個か条件がそろうと、めっちゃキレイな色になるんです。
・昼と夜の気温差が大きくなる。
・特に夜間の気温がぐっと下がる(8℃以下)。 ・昼間はよく日光が当たっている(20~25℃)。 |
夏の暑さがずーっと続いたり、雨が多かったりすると紅葉がなかなか進まないことがあるんだって。
紅葉してもきれいに色が出なかったっていう年もあります。
寺院や神社の紅葉
日本ならではの紅葉狩りがあります。
京都とか奈良にある歴史ある建物と、紅葉のコントラストは日本だけ。
この時期は、ライトアップる寺院もたくさんありますよ。
清水寺・京都府
桜の名所でもある、京都府京都市の「清水寺」。 清水寺の境内をバックにして見る紅葉は、和の日本って感じが強いですね。 11月上旬から12月上旬までライトアップいべんとがやってます。 絶景なり。 |
兼六園・石川県
石川県金沢市にある「兼六園」は、日本三名園のひとつ。 大きな泉を囲う回遊式庭園。 水やたくさんの種類の紅葉を楽しむことができますよ。 11月上旬から12月上旬にあるライトアップいべんとは絶景。 |
袋田の滝・茨城県
茨城県久慈郡の「袋田の滝」は日本三名瀑のひとつ。 幅73mのの大きな滝。 秋には、この滝の両側にある木々の葉が色づきはじめます。 11月上旬から1月下旬までライトアップされますよ。 流れ落ちる水がいろんな色に変化する超キレイな景色が見れます。 |
まとめ
ということで、
紅葉狩りってなに?
3分で意味や由来について紹介しました。
・紅葉を「見る」ことを「狩り」っていう。
・身近なとこでも有名なとこでも楽しめる絶景。
・キレイな紅葉になるにはいくつか条件がある。
日本の紅葉は、気温の寒暖差で世界の中でも特に美しいといわれています。
外国からの旅行者からも絶賛されることが多いんだって。
四季の移り変わりを楽しむ、日本人独特の「いべんと」っていえますね。
最後まで読んでいただきありがとうございます^^