お正月によくもち花ってみますよね。
見たことはあるけど、意味や由来などは知らない人もたくさん。
あまり気にしたこともないですよね。
でも、ちゃんと意味があるからお正月に飾られています。
もち花の意味由来とはとはなに?
3分でいつまで飾るのかを紹介していきます。
もくじ
もち花を分かりやすく
・小正月に飾る。
・五穀豊穣を願っている。 ・木の枝に白やピンクの餅がささってるやつ。 ・江戸時代から飾られていて由来はたくさん。 |
もち花とはなに?
もち花とは、木の枝に白やピンクの小さな餅や団子がささったものです。
お正月によく飾られていますよね。
地方によって呼び方や使い方が違います。
いくつか紹介しますね。
・岐阜県では、花餅。
・長野県では、稲の花。 ・鹿児島県では、生り餅。 ・東日本では、まゆ玉。 ・香川県では、ひな祭りにひし餅と一緒に飾ります。 |
ほとんどお正月に見ることが多いですが、おひな様に飾られていることもあります。
もち花の由来
もち花の由来とは、江戸時代。
由来はたくさんあります。
・養蚕農家が、まゆ玉を木の枝につけて正月飾りにした。
・寒い冬に、生花のかわりに色鮮やかなもち花を飾った。 ・八百万(やおよろず)の神様に、鏡餅を供えるかわりに、小さなもちを枝につけて供えた。 |
「八百万の神」とは
自然のものすべてに神が宿っているといわれています。 そのたくさん神様のことです。 |
1つ1つ神様に鏡餅を供えていると大変になります。
もち花で、たくさんの八百万の神様にお供えします。
もち花の意味
もち花の意味とは、1年の五穀豊穣を願っています。
豊作を願うための飾りとされているんです。
もちや団子を丸めて稲穂に似せたり、紅白の色で桜の花を表現しています。
養蚕が盛んな地域は、まゆ玉と呼んで繁栄を願っているそうですよ。
もち花を飾る時期
もち花の飾る時期は、小正月です。
小正月とは
1月15日。 それか、15日の前後を入れた14日から16日までの3日間のことです。 |
今では、1月1日から他のお正月飾りと一緒に飾る地域もありますよ。
もち花をいつまで飾っておくのかは、地域によって違います。
だいたいは、この2つのパターンです。
・1月15日の小正月が終わったらすぐ片付ける
・1月20日のだんご下げの日の片付ける。 |
まとめ
ということで、もち花とはなに?
3分で由来や意味!いつまで飾るのかを紹介しました。
・木の枝に白やピンクの小さなもちや団子がささっている飾り。
・もともとは、小正月の飾りで五穀豊穣を願っている。
日本では豊作を祈ったり、健康を祈ったりして伝統が生まれたりすることがあります。
その伝統は今も引き継がれているものもあり、もち花もその1つです。
もち花が飾られると明るい気持ちになりますよね。
最後まで読んでいただきありがとうございます^^