2018年11月29日に、ユネスコ無形文化遺産に決定しましたね。
でも「なまはげ」って東北以外の人には、いまいち分からなかったりしますよね。
なまはげってなに?という疑問に3分で説明していきます。
日本の文化が、ユネスコに登録されることは嬉しいです。
もくじ
超簡単に説明
・なまはげとは、神の使い。
・無病息災や豊かさをもたらしてくれる。 ・ユネスコとは、国連教育科学文化機関。 ・人から人へ継承されていく伝統工芸のこと。 |
ユネスコ無形文化遺産とは?
ユネスコの正式名称は、国連教育科学文化機関です。
正式名称は聞きなれないですね。
無形文化遺産とは、人から人へ継承されていく祭礼や伝統工芸などのことです。
他には、習慣や音楽などもあります。
「なまはげ」ってなに?
男鹿半島(おがはんとう)周辺で行われている風習です。
仮面をつけて藁の衣装をまとっているのが印象深いですね。
なまはげは、神の使い(来訪神)と言われています。
なまはげは、いつ行われる?
大晦日の夜に、地域の家を回っていきます。
「泣く子はいねがー、親の言うこど聞がね子はいねがー」。
「ここの家の嫁は早起きするがー」と大きな声で叫びます。
なまはげの意味は?
無病息災、田畑の実り、山・海の幸をもたらす来訪神とされています。
なので、なまはげを迎える家は丁重にもてなします。
来訪神が無形文化遺産に登録
今回、無形文化遺産に登録されてのは「なまはげ」だけではないんです。
8県10行事の来訪神が登録となりました。
岩手県:吉浜(よしはま)のスネカ。
宮城県:米川(よねかわ)の水かぶり。
山形県:遊佐(ゆざ)の小正月。
石川県:能登(のと)のアマメハギ。
佐賀県:見島(みしま)のカセドリ。
鹿児島県:悪石島(あくせきじま)のボゼ、薩摩硫黄島のメンドン。
沖縄県:宮古島(みやこじま)のパーントゥ。
この9行事に、すでに登録されていた甑島(こしきじま)のトシドンを加えます。
地元の人じゃないと、分からない行事ばかりですね。
日本の無形文化遺産は21個
日本の無形文化遺産は21個あります。
登録された年代別に、ご紹介していきますね。
2008年
・能楽(のうがく)。
・人形浄瑠璃文楽(にんぎょうじょうるりぶんらく)。
・歌舞伎。
2009年
・雅楽(ががく)。
・小千谷縮(おぢやちぢみ)・越後上布(えちごじょうふ)。
・石州半紙(せきしゅうわし)※2014年の和紙に加えられた。
・茨城県:日立風流物(ひたちふうりゅうもの)※2016年の山・鉾・屋台行事に加えられた
・京都府:京都祇園祭の山鉾(やまほこ)行事※2016年の山・鉾・屋台行事に加えられた
・鹿児島県:甑島のトシドン(2018年の来訪神に加えられた)
・石川県:奥能登(おくのと)のあえのこと。
・岩手県:早池峰神楽(はやちねかぐら)。
・宮城県:秋保(あきう)の田植踊。
・神奈川県:チャッキラコ。
・秋田県:大日堂舞楽(だいにちどうぶがく)。
・奈良県:題目立(だいもくたて)。
・北海道:アイヌ古式舞踊。
2010年
・組踊(くみおどり)。
・結城紬(ゆうきつむぎ)。
2011年
・広島県:壬生(みぶ)の花田植。
・島根県:佐陀神能(さだしんのう)。
2012年
・和歌山県:那智の田楽。
2013年
・和食。
2014年
・和紙。
2016年
・山、鉾、屋台行事。
まとめ
ということで、
ユネスコ無形文化遺産に決定!
そもそも「なまはげ」ってなに?3分で理解でした。
聞きなれない名前のものがたくさんでしたね。^^:
最後まで読んでいただきありがとうございます(*^-^*)