おこと汁っていう料理を聞いたことありますか?
意外に知らない人もいるし、食べたことないかもっていう人もいるかもしれないですね。
この機会に、どんな食べ物か知っちゃってください。
おこと汁とはなに?について。
3分で意味や由来、いつ食べるかを紹介していきますね。
おこと汁をわかりやすく
・食べる日は、12月8日と2月8日。
・別名「六質汁(むしつじる)」。 ・無病息災、豊作祈願を願っている。 ・名前の由来は、事始め、事納め。 |
おこと汁とは
おこと汁とは、野菜たっぷりの味噌汁のことです。
漢字にすると「御事汁」と書きます。
また、別名「六質汁(むしつじる)」とも呼ばれています。
六質汁と呼ばれていた理由は、
芋、大根、にんじん、ごぼう、小豆、こんにゃくの6種類の具材を入れてつくられた味噌汁のことを「おこと汁」としていたから。 |
今は、この6種類以外の具材も入っていて、くわいや焼き栗、焼き豆腐とかが入っているおこと汁もあります。
おこと汁の意味や由来
おこと汁の意味は、無病息災、豊作祈願です。
この2つのお願いをしながら食べる風習です。
おこと汁の名前の由来は、事始め、事納めに食べるからだといわれています。
事始めとは
農作業を始める日のことです。 旧暦の2月8日です。 12月8日としている地域もあったようですね。 |
事納めとは
農作業を終えて、お正月の準備をする日のことをいっています。 旧暦の12月8日です。 2月8日としている地域もあったようです。 |
おこと汁を食べる日
おごと汁を食べる日は、2月8日と12月8日です。
2月8日は、「事の日」といわれています。
農作業を始める日です。 |
事の日の「事」は祭事のことです。
事の神は、「田の神や農神」を表しています。
12月8日は、農作業を終える日。
おこと汁を食べる日とされていました。 |
なので、豊作祈願と無病息災を願いながら食べたんですね。
根菜がたくさん入っていて体を温める効果があるから、健康で元気に仕事をスタートできるようにという意味もあるみたいですよ。
ちなみに、2月8日は「針供養の日」でもあります。
まとめ
ということで、
おこと汁とはなに?
3分で意味や由来、いつ食べるかを紹介しました。
・おこと汁は、野菜たっぷりの味噌汁。別名「六質汁(むしつじる)」。
・無病息災、豊作祈願を願って、12月8日と2月8日に食べる。
・名前の由来は事始めと事納め。
体を温めるだけじゃなくて、おこと汁には豊作を願う気持ちも込められていますよ。
決まった日には食べたいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございます^^