立志式ってあまり聞いたことがないかも。

でも意外に経験しているかもしれないですよ。

赤いたぬき

立志式って聞いたことある?
経験あるっていう人もいるんじゃないかな?

緑のきつね

なんだそれ?知らねーよ

赤いたぬき

そっか。
じゃあ、簡単に説明してあげるよ

緑のきつね

忙しいから3分で説明しろよな

立志式とはなに?について。

3分で意味や由来を超簡単に紹介していきます。

もくじ

立志式を超分かりやすく

・14歳を祝う行事。

・「りっししき」と読む。

・奈良時代の「元服の儀」が由来。

・将来の目標や夢にして誓いを立てる。

立志式とはなに?

立志式とは14歳を祝う行事

「りっししき」と読みます。

1月から2月頃に学校や地域で行われることが多いようです。

 

緑のきつね

いつの時代からやってんだ?

赤いたぬき

はっきりいつから始まったかは記録が残ってなくて分からないんだ

緑のきつね

なんだ分かんねーのかよ

平成16年。

「志を持った子どもを育てる会」が全国の教育委員会に、「立志式を行っているか」の確認アンケートをしています。

その結果、全国の学校で開催されていることが分かりました。

特に、栃木県、愛媛県、宮崎県、熊本県、石川県では県内の学校のほとんどで開催されていました。

立志式の意味

立志式の意味とは志を立てるということ。

自分の将来の目標や夢を明確にして、その誓いを立てます。

また、両親や周りの人に感謝するという意味もあります。

 

赤いたぬき

みんなの前で夢や目標を発表したこととかあるでしょ?

緑のきつね

そんなことあったか?

立志式の由来

立志式の由来とは、奈良時代の「元服(げんぷく)の儀」

元服の儀とは

今でいう成人式

「立春」の日に行われていました。

なので、立春式ともいわれていました。

時代ごとに儀式の内容は、少し違います。

立春を3分で知る>>>

 

奈良から平安時代
15歳前後になった男子は、大人になった証として着物や髪型を大人のものに変えて、冠をかぶる儀式を行っていました。

 

平安時代
冠が鳥帽子に変わりました。

 

室町から戦国時代
前髪を剃る儀式へ変わりました。

明治時代になると、成人は20歳という考え方が広まります。

西洋文化が入ってきて「元服の儀」をしなくなっていきました。

 

赤いたぬき

昔は、15歳前後で大人として生活していたんだよ。

緑のきつね

別にそれに対してのコメントはねーな

まとめ

ということで、立志式とはなに?

3分で意味・由来を超簡単に紹介しました。

 

・14歳を祝う行事で、「りっししき」と読む。

・「元服の儀」が由来で、将来の目標や夢を明確にして誓いを立て、周囲の人に感謝する。

 

14歳って受験を控えてたりするから、将来について考える良いきっかけになるかもですね。

最後まで読んでいただきありがとうございます^^