新しい1万円札の人物が発表されましたね!
「渋沢栄一」という方に決まりました。
地元の人や、ゆかりのある人は興奮しているんじゃないでしょうか。
でも、よく知らない人は「諭吉さんじゃなくなんのかよ!」、「てか誰だ!?」的なことになっちゃいますよね。

ほー
1万円札新しくなるのか

1万円札だけじゃないよ!
千円札とか5千円札、500円玉もだよ!

マジか!
なんか急じゃね?!
今回は新1万円札の「渋沢栄一」さんについて。
3分で超簡単に紹介していきます!
渋沢栄一プロフィール
名前:渋沢栄一(しぶさわえいいち)
出身:埼玉県深谷市 生誕:1840年2月13日 死没:1931年11月11日 享年:91歳 時代:明治時代~大正時代 |
どんな人物?
渋沢栄一は、実業家です。
実業家というのは、経営者を別の呼び方で呼んだ言い方です。
その人の立場によって、事業家、起業家、企業家とも分けられます。
ここで言う実業家は、生産、流通、販売をする人のことです。
父:渋沢市郎右衛門元助(しぶさわいちろえもん)
母:エイ 長男として生まれる。 |

いやいや
名前の長さのギャップよな
渋沢栄一は、幼い頃から学問を学び、後に徳川慶喜(よしのぶ)に仕えます。
27歳になると、徳川慶喜の実の弟、徳川昭武と、パリ万博や欧州の各国を視察しました。
その間に、日本では260年続いた江戸時代が幕を閉じてしまいます。
日本に帰った渋沢栄一は、養蚕業や農業の普及に力を入れます。
養蚕業とは、カイコの繭から糸をつくる仕事のこと。
その後は、明治政府の大蔵省に入ります。
1873年に大蔵省を辞めて、実業家になります。
そして、日本で最初の商業銀行、「第一国立銀行」を開業します。
開業した2年後には、頭首になっています。
この、第一国立銀行を拠点にして株式会社をどんどん建てていきます。
渋沢栄一は、約500程の会社の設立や経営に携わったと言われています。
東京メトロ、東京取引証券所、東京ガスなどもそうです。
資本主義や日本経済の発展に功績を残しました。
道徳経済合一説
渋沢栄一は、道徳経済合一説をつくった人です。
道徳経済合一説とは
「企業の目的が会社の利益追求にあるとしても、その根底には道徳が必要であり、国や人類全体の繁栄に対して責任を持たなければならない」。
と言うものです。
超分かりやすく言うと、
「いくら利益を求めようったって売る側には責任っていう重みがあるよ。テキトーなものをつくるんじゃなくて、良いものつくってみんなに喜んでもらおうぜ」。
という感じですね。
渋沢栄一は、帝国ホテルや帝国劇場の発起人でもあります。

カリスマ性がスゲーな
ノーベル平和賞の候補者
渋沢栄一は、1926年と1927年のノーベル平和賞の候補者にもなっていました。
ちなみに受賞者は、
1926年
アリスティード・ブリアン(フランス)
グスタフ・シュトレーゼマン(ドイツ)
1927年
フェルディナン・ビュイソン(フランス)
ルートヴィッヒ・クヴィデ(ドイツ)

功績がスゲーからな
候補者になっても不思議じゃないよな
まとめ
ということで、渋沢栄一ってどんな人物?について。
3分で超簡単に説明しました!
・実業家で、現代もある会社の開設にも携わっている。
(帝国ホテル、帝国劇場、東京メトロ、東京ガス、東京取引証券所など)。
・2回ノーベル平和賞の候補者になっている。
この2つで渋沢栄一は語れますね!
話題に乗り遅れないようにしましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございます^^