七福神はみんな笑顔の神様ですよね。
船に乗っているイメージが強いです。
七福神とは、福をもたらす日本の神様のことです。
恵比寿、大黒天、福禄寿、毘沙門天、布袋、寿老人、弁財天の7人です。
名前は聞いたことがありますよね。
それぞれがちゃんと意味を持っていますよ。
七福神とはなに?について。
3分で由来や起源を紹介していきますね。
もくじ
七福神を分かりやすく
・7人の神様。
・七福神の起源は神様によって違う。 ・七つの難を逃れて七つの幸せを授かれる。 ・船に乗ってるのは「海の向こうからやってくる」から。 |
七福神とはなに?
七福神とは、恵比寿、大国天、毘沙門天、弁財天、福禄寿、寿老人、布袋の福をもたらすとされる7人の神様。
七福神を拝むことで、7つの難を逃れて7つの幸せを授かれると言われています。
それぞれの神様を紹介していきますね。
恵比寿(えびす)
7人の神様の中で、ただ1人の日本の神様です。 漁業の神様で、商売繁盛、五穀豊穣の神様として信じられています。 あの鯛と釣り竿を持っている神様ですね。 |
大黒天(だいこくてん)
財産の神様です。 農業の神様でもあります。 |
毘沙門天(びしゃもんてん)
仏教世界の守護神である四天王の1つです。 別名「多聞天(たもんてん)」とも言います。 融通の神様です。 |
弁財天(べんざいてん)
唯一の女性の神様です。 知恵財産、愛嬌縁結びの神様です。 |
福禄寿(ふくろくじゅ)
寿老人と同じ神様とされることもあります。 人望の神様です。 |
寿老人(じゅろうじん)
福禄寿と同じ神様とされることもあります。 長寿延命の神様です。 |
布袋(ほてい)
いつも笑顔を絶やさない神様だったそうです。 笑門来福、夫婦円満、子宝の神様です。 |
それぞれ役割が違うので、自分の願いを叶えてくれる神様にお願いしましょう。
七福神の起源とは?
七福神の起源とは、神様によって違います。
日本が起源なのは、恵比寿。
インドが起源なのは、大黒天、毘沙門天、弁財天。 中国が起源なのは、福禄寿、寿老人、布袋。 |
七福神の由来
七福神の由来とは、最澄(さいちょう)が大黒天を台所の神様として祀ったことが由来です。
最澄とは
平安時代の僧侶で、遣唐使のメンバーの1人です。 日本で天台宗というのを広めた人です。 |
大黒天と一緒に、日本由来の恵比寿を信仰していきました。
その後も、神様がどんどんと増えていって、室町時代に七福神になったのも由来です。
宝船に乗っているのは、七福神が海の向こうからやってくると言われているからです。
七つの難・七つの福
七福神には、「七難即滅・七福即生」という言葉があります。
ここから七福神の信仰がはじまったとも言えます。
「世の中の大きな難はすぐ消滅して、七つの福が生まれる」ということ。
意味は、「難を滅ぼし福を呼ぶ」ということです。 |
七難とは
水害・火災・風害・旱害・盗難 太陽の異変・星の異変 |
七福とは
大量・寿命・有福・人望・威光・愛敬・清廉 |
まとめ
ということで、七福神とはなに?
3分で由来や起源を紹介しました。
・7人の神様の総称で、神様それぞれのご利益がある。
・最澄(さいちょう)という僧侶が由来をはじめた。
自分の願いごとによって、その願いに強い神様にお願いすると良いかもですね。
最後まで読んでいただきありがとうございます^^