精進揚げっていう料理があります。
名前の通り「精進料理」です。

精進揚げ(しょうじんあげ)って知ってる?

油揚げしか知らねーよ

そっか…。
じゃあ超簡単にだけど紹介するね。
精進揚げとはなに?について。
天ぷらとの違いも3分で紹介していきます。
もくじ
精進揚げを分かりやすく
・精進料理の1つ。
・天ぷらの違いは「揚げる食材」。 ・野菜を中心に衣をつけて揚げたもの。 ・精進明けは、普段通りの食事ができるように。 |
精進揚げとはなに?
精進揚げとは、仏事の時(お盆など)に出ます。
野菜を中心に衣をつけて揚げたものです。
精進料理の1つになります。
精進料理とは、
仏の道を歩む人が食べる野菜中心の食事です。 動物性食品を使わないようになっています。 精進揚げをつくる時、衣には卵をいれないなどの工夫もされています。 |
天ぷらとの違い
天ぷらとの違いとは、揚げる食材です。
天ぷら :魚介類も揚げる。
精進揚げ:野菜中心に揚げる。
食材以外の違いは、この2つ。 ・衣に卵をいれないこと。 ・地域によっては、昆布だしで薄力粉を溶きます。 |

違いってそんだけかよ
精進明けとは?
精進明けとは、喪に服す期間が明けて、普段通りの食事ができるようになること。
「精進落とし」とも言います。
喪に服す期間というのは
魚やお肉を食べてはいけない期間。 殺生がダメなので、野菜中心の食事です。 |
この期間は、故人の供養、参列者への感謝やお清めをします。
精進明けの豆知識
精進明けの豆知識を紹介しますね。
もともとは、四十九日の忌明けの時の食事会。
この時に、“明け”なので肉とか魚が食べれるようになります。 近年では葬儀の時に行ったり、初七日法要の時に食事会を行うように変わってきています。
四十九日まで魚やお肉を食べれないっていうのは、今の時代少し難しかったりしますよね。 時代の流れの中で少しづつ変わっていきながら、受け継がれているんです |

昔は大変だったんだな

今も違った形で続いてはいるんだね
お祝いではないので伊勢海老や鯛とかは基本的に出しません。
故人と縁があった人が冥福を祈り、故人をしのぶ食事会です。 |
まとめ
ということで、精進揚げとはなに?
3分で天ぷらとの違いも紹介しました。
・精進料理の1つで、野菜を中心に衣をつけて揚げたもの。
・精進揚げと天ぷらの違いは、揚げる「食材」。
・精進明けは、普段通りの食事ができるようになる。
この3つのポイントをおぼえておきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます^^