たくあんって食べると止まんなくなっちゃいますよね。
子どものころ、たくあんが大根って知ったとき衝撃を受けたのをおぼえてます。
やっぱり食事、特にごはんの時には欲しくなっちゃいますよね。
でも、たくあん、漢字で書くと「沢庵」って書くんだけど、不思議な名前。
大根の漬物なのに、どうしてこんな名前がついてるんだろうって思ったことはないですか?
たくあんの由来と歴史。
種類や作り方を3分で紹介をしますね。
たくあんの名前の由来
たくあんの名前の由来は、いろんな説があります。
1番よく言われているのが人の名前の説。
人の名前の説
たくあんは、漢字で書くと「沢庵」ですね。 江戸時代に、東海寺というお寺を建てた沢庵宗彭っていうお坊さんがいました。 この人は、あの漫画のバガボンドにも出てくる人。 この人がはじめて「たくあん」をつくったという言い伝えがあります。 徳川家光がこのお寺を訪れた時に食べて、すごく気に入ったんです。 その時に、「名前がないなら沢庵漬けと呼ぶべし」って言いました。 |
お墓の形が漬物石に似ていた説
沢庵和尚のお墓の形が漬物石に似ていたからという説もあります。 |
貯え漬け(たくわえづけ)がなまった説
保存という意味の「たくわえ」が「たくあん」になった。 |
東海寺では、禅師の名前を呼び捨てにするのは失礼としてて、たくあんのことを「百本」と呼んでいます。
たくあんの歴史
奈良時代、日本で初めての漬物は瓜の塩漬け。
平安時代、現在の漬物のもとになっているものが出ています。
すずほり:アオナとかカブを米、大豆、塩で漬けたもの。
えづつみ:カブやショウガとかを荏胡麻の葉に包んで醤に漬け込んだもの。
室町時代~江戸時代、この時に「たくあん」がつくられますね。
東海寺っていうお寺を建てた沢庵宗彭っていうお坊さんがつくったと言われていますね。
江戸時代が進むと、栽培法、産地や薬効とかか進んで、少しづつたくさん作られるようになっていきました。
たくあんの種類
たくあんの種類も、地方で特色があります。
その代表とも言えるのが、秋田地方に伝わる「いぶりがっこ」。
いぶりがっことは、
別名「いぶし沢庵」ともいわれていて、20日ぐらいいぶし続けて、燻製状態になった大根を漬けこんだもの。 食べてみると、やはり燻製独特の味がありますよ。 |
べったら漬け
麹漬けの1種。 砂糖でつけているから甘味もありますよね。 今では普通に売られているのでよく見ますね。 |
守口漬け
まもりぐちづけ。 2mぐらいある長い大根を粕漬けにしたもの。 愛知とか名古屋で良く売られています。 |
味噌漬け
大根を干して、水分がなくなったあと味噌に付け込んだもの。 色が茶色っぽくて褐色。 |
福神漬け
福神漬けは、大根が主で7種類漬けます。 カブ、なた豆、レンコン、しその実、ナス、ウリ。 醤油とかを混ぜた調味料に浸けてられたもの。 |
カクテキ
焼肉屋とかにありますよね。 大根を漬けたキムチです。 |
もともとの作り方
まずは、大根を天日干して、しなっとさせます。
それを、米麹や塩で1~数か月間漬け込んでいたもの。
今は、日干しする代わりに塩に漬けて水分を取り除いたものを使うことが多くなりましたね。
漬け込むときには、風味付けとして、昆布や唐辛子なんかで風味をつけることが多いです。
最近は、うま味調味料なんかも使われるますね。
まとめ
ということで、
たくあんの由来と歴史とは。
3分で種類や作り方を紹介しました。
・沢庵というお坊さんが最初につくった。
・江戸時代に最初につくられた。
・大根は漬物に最適で種類はたくさん。
こんな感じでどうでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございます^^