日本人に生まれるとみんな直面するんじゃないでしょうか。
「天皇とはなに?」ということに…。
誰かに聞かれると「ムムッ( ̄  ̄)」ってなりますよね。

実際のとこ、”天皇”って何だ?

おっけー!ちょっと説明していくね!
超簡単に子どもでも分かるように説明していきたいと思います。
もくじ
天皇を超分かりやすく
・日本の象徴。
・本来の仕事は祭祀。 ・天皇の後継は男系男子。 ・解説には必ず「神」という言葉が出てきちゃう。 |
天皇とはなに?
天皇とは、超分かりやすく言うと太陽神の子孫です。
1つずつ説明していきますね。
現在の天皇陛下のことを、今上天皇陛下と言います。
読み方は、「きんじょうてんのうへいか」。 125代目の天皇陛下です。 |
初代の天皇は、神武天皇。
天皇になったのは2700年前と言われています。
この人はあの「古事記」に登場しています。
天照大神(あまてらすおおみかみ)の子孫です。
天照大神とは
神の中でも中心的な神。 太陽神とされています。 |
現在の天皇も子孫なので、太陽神の子孫ということになりますね。
神話を超分かりやすく
天皇とはなに?を語る上で、必ずと言っていいほど「神」という言葉が出てきちゃいます。
「太陽神の子孫」というような、信じるしかない神話に直面します。
ここは、“どう解釈すれば受け止められるか”っていうことになってきますね。
「古事記」を分かりやすく説明しますね。
古事記とは
神話の部分が強く書かれた前半部分を「神代(かみよ)」。 少しずつ、話が具体的になってくる後半部分を「人代(ひとよ)」。 その、境目の部分で誕生するのが神武天皇です。 なので、神武天皇が登場するところから、「人の世」ということになってくるということですね。 そして境目で誕生した神武天皇は、太陽神を中心とした「神様」と、「人間」の間にいてその2つの世界をつなぐ存在です。 |
こういった話から、天皇は「人間の代表者」とされました。
そこから、「日本の象徴」になっていきます。
天皇のお仕事
天皇のお仕事とは、今と昔ではちょっと違います。
今では、国内と海外の行事に参加したり、「公務」なんていうふうに聞きますよね。
実際そういった姿をよく見ますね。
昔はちょっと違います。
天皇のもともとのお仕事は、「祭祀」。
国家と国民の繁栄、五穀豊穣をお祈りするのが仕事だったんです。
勤労感謝の日には、国家と国民のために天皇はお祈りをしていますよ。
新嘗祭とも呼ばれますね。
男系男子とはなに?
男系男子とは、万世一系のこと。
天皇の後継は、男ではないといけないという決まりです。
過去に女性の天皇がいたこともあります。
これは日本人が農耕民族であることが関係しています。
農耕民族が特に大切にするのは「種」。
天皇家でも、種は命が生まれるものとして、とても大切に考えられていました。 女系天皇が許されないのは、天皇家の種ではないといけないからなんです。 なので、天皇家は植物になぞらえても1つの種を守っていることになりますね。 |
昔から農耕民族は、「男は種であり、女は大地である」。
と考えられています。
まとめ
ということで、天皇とはなに?
3分で超簡単に子どもにも分かるよう説明していきました。
・神様と人をつなぐ存在で、太陽神の子孫。
・日本の象徴で、本来のお仕事はお祈り。
・男系男子、男が天皇を継ぐ。
こんな感じでどうでしょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます^^