年末の全国の神社で行われる行事。
酉の市とはなんでしょう。
3分で意味や由来を紹介してきますね。
由来とか起源はなんでしょうね。
酉の市を分かりやすく
・11月から年末。
・商売繁盛を願う行事。 ・鳥のお寺と神社のお祭り。 ・縁起の良い「熊手」が風物詩。 |
神社とお寺の酉の市の由来
神社の酉の市の由来は、大酉祭です。
日本武尊が亡くなったといわれている11月の酉の日に、大酉祭が行われるようになりました。 |
お寺の酉の市の由来は、浅草酉の市発祥の長國寺です。
1265年11月の酉の日に、日蓮上人が国の平穏を願いました。
お願いしてたら星が輝いて、鷲妙見大菩薩が鷲の背中に乗って日蓮上人の前に現れました。 このことから、酉の日に鷲妙見大菩薩の出開帳が行われるようになりました。 1771年に浅草の長國寺に鷲妙見大菩薩が祀られ、酉の日に開帳されるようになっていきました。 |
酉の市の起源
酉の市の起源は、日本武尊(やまとたけるのみこと)の説があります。
日本武尊とは、日本古代史上の英雄。
日本武尊が勝利のお祝いのためにしたっていわれています。 勝ち戦を祝って、松の木に熊手をかけて、お礼のお祭りをしたんです。 |
その行事が酉の市になって、いまでも続いているんです。
酉の市が年末なのは、日本武尊が亡くなった時期だからです。
酉の市はどんな行事?
酉の市とは、鷲(わし)とかの鳥の寺社(お寺と神社)の年中行事。
商売繁盛を願う行事で、なんといっても縁起熊手が風物詩です。
たくさんの出店が、「縁起熊手(縁起の良い熊手)」を売ります。
竹の熊手や、「金」の縁起が良い熊手が売られてます。
熊手は、幸せや富を集めてくれる縁起物っていわれてます。 |
値切って買うのが風習にもなっているんです。
買う方は、「買った」「勝った」と交渉をはじめます。
お店の人は「負けた」と返答しながら売るんです。
鳥の寺社は、関東地方にいっぱいあります。
なので、もともとは関東地方の風習だったそうです。
最近では、関東以外のトコでもやってます。
酉の市はいつ?
酉の市がいつかというと、毎年11月の酉の日。
2019年・・・8日、20日。
2020年・・・2日、14日、26日。 |
その年によって開催される日にちは変わります。
11月に2度ある年や、3度ある年もあるんです。
1回目は、一の酉(いちのとり)。
2回目は、二の酉(にのとり)。 3回目は、三の酉(さんのとり)。 |
土用丑の日もこんな感じですね。
1年に3回ある年は火事が多いっていう言い伝えがあります。
理由もちゃんとありますよ。
男の人は、酉の市の帰りによく吉原に遊びに行っていました。
その奥さんたちが、「三の酉の日は火事が多いから気をつけなよ」。 って怖がらせてたみたいです。 |
これが理由ですね。
有名な酉の市
1番有名なのは、東京、浅草の鷲神社。
毎年約80万人が来る、年末のいべんと。
熊手を販売する店は約150店舗。
露店の数は約750店舗。
かなりの盛り上がりです。
1度行ってみる価値はあるかもしれませんね。
まとめ
ということで、
酉の市ってなに?
3分で意味や由来を紹介しました。
・酉の市は開運とか商売繁盛を祈るお祭り。
・全国の鳥の寺社でやって縁起熊手が売られる。
こんな感じでどうかな。
最後まで読んでいただきありがとうございます^^