つるし雛ってわかるかな。
「つるし飾り」っていうこともありますね。

つるし雛って見たことある?

あるぜ~
カワイらしいやつだよな
飾られてるもの1つ1つにちゃんと意味があります。
つるし雛について。
3分で意味・由来を紹介していきますね。
もくじ
超分かりやすく
・江戸時代からはじまってる。
・いくつ飾っても大丈夫。 ・赤ちゃんが元気にっていう願い。 ・しまうのは3月3日過ぎてできるだけ早く。 |
つるし雛の意味・由来
つるし雛の由来は、江戸時代から。
その頃、裕福じゃないお家では、雛人形はとても高価なものでした。
だけど、生まれてきた子供の幸せを願う気持ちはみんな一緒。
お母さんやおばあちゃん、近所の人たちまで、みんなで少しずつ小さな人形をつくって、それを持ち寄って「つるし雛」が作られ始めました。
赤ちゃんの大事なお守りで、みんなの想いを詰めてつくられたのが「つるし雛」です。 |
飾り1つ1つの意味
飾られてるもの1つ1つに、ちゃんと意味があります。
【犬】
安産、子宝、健康を願っているんです。 他にも、厄除けの意味もあります。 |
【這い子人形】
赤ちゃんがハイハイしてる人形。 元気にハイハイして育つように。 |
【イチゴ】
赤い色には厄除けの意味があります。 |
【人参】
滋養がありますよね。 子供が健やかに育つようにという意味。 |
【唐辛子】
虫がつかないようにってうことで、唐辛子を飾ります。 もちろん本物じゃないです。 |
【猪】
猪はたくさん子供を産みますよね。 子孫繁栄の願いが込められてます。 |
【花】
花のように可愛く育つように。 縁起の良い、梅とかが表現されてるよ。 |
【羽子板】
女の子が生まれたら贈る縁起物。 悪いものを跳ね返すっていう意味もあります。 |
【鳩】
平和の象徴ですよね。 鳩はムセないっていうのもあって、赤ちゃんがお乳を良く飲むようにっていう願いが込められてます。 |
【ほうずき】
子供や女性のお守りです。 明るく生きていけるようにっていう意味があります。 |
【にわとり】
1日の始まりの朝を教えてくれるのと、卵は体に良いことから縁起が良い鳥っていわれています。 |
【はまぐり】
二枚貝は他の貝とは合わないんです。 貞節の象徴になっていますよね。 |
【いとまき】
裁縫が上達するように願いが込められています。 |
どうやって飾る?
どうやって飾るかというと、名前の通り。
糸に布で作られた人形や他の飾りを吊るしたもの。
それを、雛祭りの時に飾ります。雛人形と一緒に飾られることもあるし、それだけで飾られることもありますよ。
何個飾っても大丈夫。
天井から直接吊るすタイプ。
飾り台に付けて高いところから吊るすタイプ。 台ごと床に置いて置くタイプのものなんかがあります。 |
出すのもしまうのも、「ひな祭り」と一緒で大丈夫。
3月3日過ぎたらできるだけ早くしまいましょう。
有名なつるし飾り
特に有名なモノを紹介しておきますね。
【福岡県柳川市】
「さげもん」。 さがりものとも呼ばれてます。 |
【静岡県東伊豆町稲取】
「つるし雛祭り」。 お祭りとしてもやってます。 |
【山形県酒田市】
「傘福」っていうのが有名ですね。 |
つるし雛は、安いもので1000円とか。
高いので数十万っていうのもありますよ。
まとめ
ということで、つるし雛について。
3分で意味・由来、飾りの意味を紹介しました。
・赤ちゃんが元気にっていう願いが込められていて、江戸時代からはじまっている。
・出すのもしまうのも、ひな祭りと同じ時期の感覚で大丈夫。
こんな感じでどうかな。
最後まで読んでいただきありがとうございます^^