
和菓子の日って知ってる?

そんな日があるのか?
はじめて聞くっていう人もいると思います。
和菓子を食べる日なのかなって想像しちゃいますよね。
ちゃんと由来もあるんです。
和菓子の日とはなに?について。
3分で由来やイベントを紹介していきます。
もくじ
和菓子の日を分かりやすく
・全国和菓子協会が1979年につくった。
・明治時代に1度なくなってしまった。 ・和菓子の日には各地でいべんとがある。 ・嘉祥(かじょう)の儀式という行事が由来。 |
和菓子の日とはなに?
和菓子の日とは、6月16日です。
全国和菓子協会が1979年(昭和54年)につくった記念日です。
日本の四季や歴史の中でつくられてきた和菓子。
これを後世に伝えていくために、和菓子の日ができました。
6月16日にした理由
嘉祥(かじょう)の儀式と関係があります。 16にちなんだお菓子や餅を神前に供えて、疫病除けの祈願をしていました。 |
和菓子の日の由来
和菓子の日の由来とは、「嘉祥(かじょう)の儀式」という行事です。
嘉祥の儀式とは
840年代ころに疫病が蔓延しました。 このことから、仁明天皇(にんみょうてんのう)が、年号を「承和」から「嘉祥」に変えたんです。 この時代は、悪いことがあったりすると縁起担ぎで年号を変えていました。 年号を変えた6月16日、16にちなんだ和菓子を神前に供えて、疫病除けを祈願しました。 嘉祥とは「めでたいしるし」という意味があるようです。 結局のところ「和菓子の日」は、健康を願う儀式が由来です。 |
江戸時代になると庶民の間で、16個のお菓子を買って、無言で食べて健康招福(けんこうしょうふく)を願う行事に変わっていきました。

無言か
恵方巻きみてーだ
「嘉祥の日」や「嘉祥菓子」というようになりました。
あの豊臣秀吉も恒例行事としてやっていたそうです。
明治時代のころには、この行事はなくなってしまいました。
この「嘉祥の日」を復活させて、「和菓子の日」にしたんです。
和菓子の日のイベント
和菓子の日のいべんとを紹介します。
手作り和菓子教室
全国和菓子協会が開いていて、練り切り(ねりきり)を教えてもらえます。 6月16日近くの週末にやっていますよ。 事前応募が必要で、人気があるイベントなので抽選になっているようです。 興味がある人は、応募してみて下さい。 |
明治神宮で和菓子配布
明治神宮では、毎年6月16日に近い休日に和菓子の無料配布をやっています。 和菓子職人さんが目の前で練り切りをつくってくれます。 |
笑わず餅
大阪で行われている行事です。 笑わないようにしてお餅を食べるそうです。 江戸時代のころの庶民的な行事だそうです。 |
水無月(みなづき)
京都では、暑気払いに水無月を食べる習慣があります。 厄除けの小豆がのったお菓子です。 水無月は、夏越しの祓という行事でも食べられますよ。 |

けっこーいろいろあるんだな
まとめ
ということで、和菓子の日とはなに?について。
3分で由来やイベントを紹介しました。
・全国和菓子協会が1979年につくった記念日。
・嘉祥(かじょう)の儀式という健康を願う行事が由来。
和菓子って日本の文化なので、これからも大切にしていきたいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございます^^