
十六団子って聞いたことある?

聞いたことないけど、お月見の時の団子か?

ちょっと違うかな。超簡単にだけど説明していくよ
16個の数にもちゃんと意味があります。
十六団子とはなに?ということについて。
3分で由来を超簡単に紹介していきます。
十六団子を分かりやすく
・「じゅうろくだんご」と読む。
・3月16日、11月16日にお供えされる団子。 ・神去来(かみきょらい)が由来。 ・16個の団子の意味は、無病息災。 |
十六団子とはなに?
十六団子とは、3月16日、11月16日にお供えされる団子です。
「じゅうろくだんご」と読みます。
十六団子は、米粉や上新粉に砂糖を入れて小さな団子をつくります。
この団子を16個つくってお供えします。 |
十六団子の由来
十六団子の由来とは、神去来(かみきょらい)です。
神去来とは
3月16日、11月16日に、神様が往来するとされていました。 3月は、田植えの準備などがはじまります。 山の神様が田んぼに降りてきて「田の神」になります。
11月は、収穫がおわるころです。 田の神が山へ戻って「山の神」になります。 春に神様を迎えて豊作祈願、秋には収穫の感謝をして神様を見送ります。 |
神様を迎えて見送る時にお供えしたのが、十六団子です。
16個の団子の意味
16個の意味とは、無病息災です。
「嘉祥(かじょう)の儀式」に関係しています。
嘉祥の儀式とは
840年代ころに疫病が蔓延して、縁起担ぎで年号を変えたそうです。 年号を変えた日が6月16日。 16にちなんでお菓子や餅を神前に供えて、疫病除けを祈願したのが嘉祥の儀式です。 この儀式が、16個のお菓子をお供えして無病息災を願うものになっていきました。 |
十六団子の16個というのは、嘉祥の儀式からきています。

16個のお菓子でいいんだったら、団子じゃなくていいじゃねーか

そう思うよね。でも、ちゃんと意味があるんだよ
団子の理由
山の神様に来てもらうのに、“音”を出していました。 餅を杵(きね)と臼(うす)でつく音を合図にしていたんです。 このお餅で、16個の団子をつくってお供えをします。 |

へー だから団子なのか
まとめ
ということで、
十六団子とはなに?
3分で由来や16個の団子の意味を紹介しました。
・3月16日、11月16日にお供えされる団子。
・神去来(かみきょらい)が由来で、16個の団子は無病息災の意味がある。
・神様を呼ぶときは餅をつく音で合図する。
十六団子は、この2つのポイントをおぼえておけば大丈夫。
最後まで読んでいただきありがとうございます^^